7 月のウェビナー

リアルタイム災害リスク情報で実現する 企業の防災・減災
~ビジネスにおける地図と位置情報活用ウェビナー~

近年、自然災害の激甚化が進み、企業のビジネス活動に対する脅威が増しています。
昨年 6 月に四国から東海にかけて発生した線状降水帯や、梅雨前線が停滞する季節、
台風シーズンといった「出水期」に被害が集中する傾向が見られます。
また、今年元旦に発生した能登半島地震の余震も続いており、
企業には迅速かつ適切な対応が求められています。
本ウェビナーでは、企業のビジネスを自然災害から守り、
継続性を高めるために、GIS(地理情報システム)を活用した
リアルタイムデータの利用方法について詳しくご紹介します。

日時:7 月 3 日(水)15 時 00 分~16 時 00 分
形式:ウェビナー形式(Zoom を利用)
参加費:無料
お申込み:https://business-map.esrij.com/event/5993/

 

活用事例

東京海上日動火災保険株式会社

東京海上日動火災保険株式会社様は、3D 都市モデル(PLATEAU)と ArcGIS を活用し、
水害・土砂災害による被害状況と想定被害額を算出するシステムを開発する実証実験を行いました。
災害発生前に必要な人員や準備を整え、災害査定・保険金支払い業務の迅速化を目指しています。

災害発生時における GIS 活用法

2023 年台風 7 号の接近の様子を振り返る

2023 年台風 7 号の接近時(8 月 14 日 1 時)から通過後(8 月 16 日 10 時)までを
3 時間間隔でタイムスライダーで表示しています。
台風が直撃した場所は四国や近畿地方でしたが、発達した雨雲が東北地方でも発生し、
大規模な土砂災害が起こりました。このように、台風による直接的な警戒区域以外でも災害に備えることが重要です。

 

 

◆【能登半島地震】リアルタイムデータの活用法

つい先日も能登地方で震度 5 を記録する地震が発生し、元旦に被災した地域のみならず
全国民に不安な声が上がりました。
地震発生後に考えられる懸念の一つとしてライフラインの確保が挙げられます。
以下のマップでは、能登半島地震による停電情報と、ライフラインを届ける交通網の情報を色で分かりやすく可視化しています。

 

ライフライン情報ダッシュボード(停電)
電力会社から公表されている各地域の停電情報を一目で確認することができます。
これにより、事業所や支店の運営に対する影響を予測し、代替手段を検討することができます。

 

 

通行実績(通行台数)マップ
地震発生前(左)と後(右)の車両の通行実績(通行台数)を色で表しています。
被災地へのアクセスが容易なルートや困難なルートを特定でき、復旧作業の優先順位を決定し、効果的な復旧計画を立案できます。

 

企業のビジネスを自然災害から守り、
継続性を高めるために地図を活用し必要なリソースを蓄えていくことが重要です。